通信費の節約

 水道光熱費の節約では,一般に節約効果が高い固定費の中から,水道光熱費について検討しました。ここでは,通信費について検討したいと思います。

 通信費としては、インターネット料金、プロバイダ料金、固定電話や携帯電話やスマートフォンの料金、切手代や送料等の郵便料金があります。この内,一般家庭では,切手代や送料等は少ないと思いますので,節約してもたかが知れています。通信費の節約と言えば,やはりインターネットや電話の料金について見直すのが基本です。

 携帯・スマホについては,NTTドコモ,au,ソフトバンクモバイルの3大キャリアを止めて,料金の安い格安SIM=MVNOに乗り換えるべきだと,他の節約サイトでも指摘しています。2021年4月にMVNOからMNO=第4のキャリアに参入した楽天モバイルは,3大キャリアだけでなく格安SIMと比較しても,圧倒的に安くなっています。お金持ちでない人は,執筆時点(※2021年2月1日)では絶対に楽天モバイルに乗り換えるべきだと思います。

 私は,楽天モバイルをMVNOの時代から使っていますが,楽天でんわを使えば10分間無料になるので,ほとんどの電話は無料でした。また,サービスエリアも大手キャリアと同じで,通話品質も全く問題ありません。その上,携帯料金は,大手キャリアの1/2以下と安いので,大手キャリアから乗り換えない人が理解できませんでした。

 楽天モバイルは,2020年4月になってMNO=第4のキャリアに参入しましたが,その時に顧客を獲得するために契約から1年間無料を打ち出しました。一緒に発表した通話アプリのRakuten-Linkは,MVNOの時とは違って確かに音声が悪いですが,通話は何分間でも無料ですから我慢できます。私は,当然のようにMNOに乗り換えましたが,それ以降のスマホ料金は,月額100円以下です。楽天モバイルを使うことで,大手キャリアよりも格段に安くなります。

 3大キャリアは,総務省の値下げ要請を受けて,やっと2021年4月から携帯・スマホ料金の引き下げを発表しました。しかし,楽天モバイルも,これに対抗して2021年1月29日に,次に示すような新プランを発表しました。4キャリアの最新プランを比較すると,圧倒的に楽天モバイルが安いことが分かります。

 私の場合,家以外では動画等を見ることが少ないので,現行のRakuten Limit Vの上限5Gどころか1Gも使っていません。そうすると,楽天モバイルのrakuten UN-LINIT VIでは,0円=無料となり,2021年4月以降もずーと無料が続きます。

 一方,3大キャリアを使っている人は,楽天モバイルと比較して月に3000~14000円以上高くなります。携帯・スマホの使用期間を50年とすると,3000~14000円×12ヶ月×50年=180~840万円,車を何台も買える金額を余計に支払うことになります。

 この比較表を見れば,どのキャリアを使えばお金持ちになれるかは明らかです。サービスエリアが狭い,通話品質が悪いなどと様々な理由をつけて,乗り換えを渋っている人は,正常性バイアスの罠に陥っています。お金持ちになりたいのなら,直ぐに楽天モバイルに乗り換えましょう。

 楽天モバイルの通信エリアは,現時点では都会が中心ですが,2021年4月には地方でもかなりの部分がカバーされます。我が家の近所でも,楽天モバイルの通信アンテナを設置中です。よほど田舎に住んでいない限り,日常の使用には問題ないと思います。ただし,心配な人は,楽天モバイルの通信エリアなどで確認をお願いします。

 なお,インターネット回線については,携帯・スマホを楽天モバイルに変更したら,楽天ひかりに変更するのが得策です。楽天でスマホとひかり回線を申し込むと,どちらも月額基本料が1年間無料となります。ただし,ケーブルテレビ等を利用している人は,そのネット回線を利用した方が安くなる場合もあります。どちらがお得か,自分でしっかりと比較検討してください。

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